訪問着にはどんな帯を合わせるといいの?帯の選び方やシーン別のおすすめ帯・帯締め・帯揚げも!
訪問着にはどんな帯を合わせるといいの?帯の選び方やシーン別のおすすめ帯・帯締め・帯揚げも!
結婚式や披露宴、お子さんの入学式、お茶会やパーティーなどで活躍する訪問着は、どんな帯をセレクトするかによって印象が大きく違ってきます。
つい訪問着のカラーや柄に気持ちが行きがちですが、訪問着に一番ピッタリな帯や帯締め、帯揚げを選ぶセンスもしっかりと身につけておきたいところです。
そこで今回は、訪問着に合う帯の選び方の特集です。フォーマルやカジュアル、お子さんの行事といったシーン別のおすすめや帯締め、帯揚げについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
帯は全部で6種類
今の時代に使用される帯の種類は全部で6種類あります。中でも以下の表にある5種類が多くのシーンで利用され、訪問着用の帯もこの中に含まれます。
ちなみに「丸帯」はもっとも高級な帯ですが、現在では使用される機会がきわめて限定されているため、別枠でご紹介します。
袋帯 | 表と裏に別の生地を使い、袋状に縫い合わされている格式の高い帯。表地に織り柄が入っており、裏が無地。西陣織に代表されるように大変豪華で華やかなものからワンポイントの柄までさまざまなタイプがある。 |
洒落袋帯 | 構造は袋帯ですが、金糸や銀糸を使わずカジュアルなシーンに合うようデザインされているのが特徴。その名の通り、軽快で個性的な柄が多く、おしゃれを楽しむのにピッタリ。付け下げや色無地、紬などに多用される。 |
名古屋帯 | 袋帯の一種で、短時間で着用できるように袋帯より短く、手先からたれ部分までをあえて半分に仕立てているのが特徴。一重太鼓結びのみ。カジュアルなシーンで多用されるが、金糸などで豪華に仕上げたセミフォーマル用もある。九寸帯と八寸帯がある。 |
八寸帯し | 名古屋帯の一種。生地に帯芯を入れず、九寸帯より短いため、軽くて結びやすい。 |
半巾帯 | 袋帯や名古屋帯の半分の幅(15〜17cm)で作られており、結びやすいのが特徴。浴衣や袴、小紋、紬などカジュアルシーンで多用される。 |
丸帯は、昔ながらのもっとも高級で格式の高い袋帯のことです。袋帯と違って、表地にも裏地にも織り柄が入っているのが大きな特徴です。袋帯より短くて厚みがあるため結びにくく、一重太鼓で結ぶのが一般的。
それでも吉祥文様や有職紋様など豪華で縁起の良い柄が多用されていることから、二重太鼓が常識の格式の高いフォーマルなシーンでも用いられます。ただ結ぶのに時間と手間がかかるので、最近ではほとんど見られなくなりました。
訪問着に合う帯とは
ここからは、いよいよ訪問着に合う帯について解説しましょう。選ぶコツや訪問着に合う帯の結び方もご紹介するので、参考にしてくださいね。
訪問着におすすめの帯
最初に見ていただいたように帯には格がありますが、着物にも格の上下があります。
具体的には、「第一礼装」と「準礼装」の2種類です。
第一礼装は、黒留袖や色留袖、振袖を指し、訪問着はこれらより格が低い準礼装にあたります。
とはいえ、訪問着はおめでたい結婚式や格式の高い式典やパーティーで着用されることが多いので、帯もそれなりの格式のものを使用します。
具体的には、以下の3つです。
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訪問着用の帯は、「袋帯」が基本です。ただし、最近では訪問着より少し格が下がる「付け下げ」や「色無地」なども訪問着として使用されることが少なくありません。その際は、織りの入った名古屋帯や八寸帯を使うケースもあります。
着物は一般的に、織りより染めの方が高級とされますが、帯は逆で染めよりも織りが格上になります。最上級品として西陣織が有名です。
その意味で、錦織や綴織(つづれおり)などの織りの入った立体感があって豪華な袋帯を準礼装の訪問着に合わせるのがもっとも適切と考えてください。
格式の高いシーンで着物姿が映えるように、袋帯には、吉祥文様、有職紋様、正倉院文様といった手の込んだ作りで、見た目にも豪華な柄が豊富に織り込まれています。
名古屋帯や八寸帯は、基本的にカジュアルシーンや日常で使用されることが多いですが、中には金糸や銀糸を使って、ゴージャスに仕立てられているものもあります。そうしたものなら、例外的に付け下げや色無地用に使っても違和感はないでしょう。
帯の色と柄を選ぶコツ
帯の色や柄は、訪問着のデザインに合わせて選ぶのがポイントです。
具体的には、以下の3つの観点を意識して選ぶとよいでしょう。
- 色を意識する
- 柄を意識する
- 季節感を意識する
♦色を意識した選び方
訪問着の色と帯の色は、対照的なものを選ぶのがおすすめです。
訪問着が明るい色の場合は、帯は落ち着いたトーンをチョイスするとバランスが取れます。逆に、訪問着が落ち着いた色の場合は、帯は明るめにすると映えるでしょう。
例えば、明るいクリーム系の訪問着なら、シックなライトブルーやライトグレー、落ち着いたグリーン系の訪問着には、ライトなゴールド系をもってくると合いますよ。
ただ訪問着と帯を同系色でまとめるのも、まったく悪くありませんよ。
例えば、ピンクやブルー、ブラウンなどを濃淡をつけて合わせるととてもマッチするでしょう。ホワイトの訪問着なら、明るめでライトなゴールドの帯がピッタリです。
♦柄を意識した選び方
帯の柄についても、先ほどの色と同じで、対照的なアイテムを組み合わせると見映えがしますよ。着物と帯に関わらず、訪問着用は松竹梅や亀甲、鳳凰、七宝などかなり明るくあでやかなものが多いです。そのため、どちらも似た柄だと、全体として落ち着かない印象が強まります。
そこで訪問着がシンプルな柄の場合は、帯は華やかなものを選ぶとよいアクセントになります。逆に、訪問着が華やかな場合は、帯はあっさりめの柄をもってくると上手くバランスが取れるでしょう。
♦季節感を意識した選び方
訪問着コーデには、季節感を取り入れることもおすすめです。日本には、はっきりとした四季の違いがあるので、古来よりファッションにも季節感が重んじられてきました。
そのため、帯も春には明るいパステルカラー、夏には涼しげなブルー系、秋には温かみのある赤や黄色、ブラウン、冬にはシックな黒や紺色の帯などを意識してセレクトすると訪問先でもセンスの良さが光るでしょう。
訪問着におすすめの帯の結び方
訪問着の帯の結び方は、「二重太鼓結び」が基本になります。訪問着を着るのは、結婚式や式典などお祝いのシーンが多いですよね。実は、二重太鼓結びには「喜びが重なりますように」という意味が込められているのです。
逆に不祝儀の場合は、「一重太鼓結び」にして「不幸が重ならないように」との意味があるとされています。
袋帯の場合は、二重太鼓結びができますが、名古屋帯や八寸帯の場合は短いので難しいです。よってその場合は、一重太鼓結びにします。
ただあくまで正式は、「訪問着+袋帯+二重太鼓結び」の組み合わせと理解しておきましょう。
フォーマルシーンにふさわしい帯
ここからは、シーン別の訪問着にふさわしい帯についてご紹介しましょう。まずは、結婚式やお茶会、式典といったフォーマルシーンからです。
結婚式におすすめの帯
結婚式で訪問着を着る場合は、豪華で格式の高い袋帯が基本です。結婚式は人生の門出を祝う特別なイベントですから、華やかな着こなしが歓迎されますよ。
袋帯は、織りの技術が高度で、金糸や銀糸がふんだんに使われているものはとてもゴージャスにみえます。結婚式では、花嫁さんの着物と帯の色を合わせることが多いため、事前にどんな色を考えているのか確認しておくとよいでしょう。
明るく華やかにするのはいいのですが、花嫁さんより目立たないようにしてください。また、訪問着や帯の柄は、縁起の良い、扇柄、鶴、鴛鴦(おしどり)、七宝、貝桶、御所車、花丸紋などがおすすめ。
一見よさそうに思えても、桜や梅、蝶、椿、藤などは、散るとか、落ちるとか、下に下がるとか、ヒラヒラとどこかへ飛んで行って浮気するイメージと重なり、結婚式にはあまり縁起がよくないとされるので避けるのが無難でしょう。
ヘアスタイルやアクセサリーにも気を配り、トータルで華やかにみえるコーディネートを意識することも忘れないでくださいね。
お茶会や式典におすすめの帯
伝統的なお茶会や式典では、訪問着の優雅さを引き立てる控えめで上品な帯が適しています。その意味では、袋帯や織りの入った名古屋帯がおすすめです。
ただし初釜や利休忌といった格式の高いシーンでは、やや華やか目にしましょう。正座をしている時間が長いので、実は裾などよりも帯の方が圧倒的に目立ちます。それを意識して見映えのする素敵な柄を意識的に選ぶといいでしょう。
式典の場合は、慣例や主催者の考えをよくリサーチして、その場にふさわしい装いを心掛けてください。控えめな明るさを演出したい場合は、訪問着を地味目にして帯を豪華にするのもありですよ。
子供の行事にふさわしい帯
続いてお子さんの行事にふさわしい帯について見ていきましょう。
入学式や卒業式におすすめの帯
入学式や卒業式は、お子さんの成長や門出を祝う大切なイベントです。でも主役はあくまでもお子さんですから、親御様の装いとしては、控えめで上品がベストです。
帯は、袋帯か名古屋帯が一般的です。入学式は、春らしいピンクやクリーム、明るめのベージュなどの訪問着が人気です。そのため、帯は同系色で濃淡を出すか、白や派手にならない程度の薄いゴールドを持ってくるのもおすすめです。
卒業式は、入学式よりはシックなグレー、ブルー、グリーン系がよく着用されます。帯は、同系色で濃淡を出すか、あえて華美な金糸を避け、銀系や白がベースのタイプにするのもよいでしょう。
七五三・お宮参りにおすすめの帯
七五三やお宮参りでも、袋帯や名古屋帯がおすすめです。
主役はお子さんですから派手な装いは避け、薄いピンクやグリーン、ブルー、クリームなどがよいでしょう。訪問着と帯は同系色で合わせるか、対照的な色で柄を可愛い花や蝶などが彩豊かなものを選ぶと場にマッチしますよ。
カジュアルなシーンにふさわしい帯
最後に軽めのパーティーや知人宅を訪れる際にふさわしい帯について解説しましょう。
パーティーにおすすめの帯
友人の集まりやレストランでのパーティーには、少し遊び心のある装いがマッチします。
そのため、正当な袋帯もいいですが、付け下げや色無地に洒落袋帯でオリジナリティのある柄を見せるのもおすすめですよ。
またパーティーの場合は、ヘアメイクにもしっかり気を配りましょう。アップスタイルかハーフアップにして華やかなつまみ細工やパールピン、造花、水引、ラメといった髪飾りをワンポイントで取り入れると、一層華やいで明るく見えます。
ただしパーティーのテーマやコーデの規定などがある場合は、その内容に沿ったデザインにしましょう。
知人宅への訪問におすすめの帯
知人宅の場合は、お相手の立場やご自分との関係性を考慮して服装を選ぶことが大切です。
お世話になった年長の恩師や上司、仲人の場合は、訪問着に袋帯という組み合わせがよいでしょう。
もう少しフランクな間柄であれば、訪問着でなくとも付け下げや色無地に名古屋帯や洒落袋帯でも構いません。
訪問着の着こなしには「帯締め」と「帯揚げ」も大事!
帯締めは、帯と同系色でもいいですし、まったく異なる色であえて目立たせるのもとてもおしゃれですよ。とくに訪問着の際は、可愛いつまみ細工や金糸、ラインストーン、パール、リボンなどワンポイントで個性をアピールするのもいいでしょう。
帯揚げは、濃い色目のものを避け、明るくライトなタイプが基本です。
格式が高いシーンには、白の無地か白に金銀があしらわれたものがよいでしょう。色が濃くなるほどカジュアルになると考えてください。
素材も、薄く光沢がある綸子(りんず)がフォーマル向きで、色がはっきりして重みがある縮緬(ちりめん)がカジュアル向きになります。
知っておくと得する帯に関する豆知識
ここからは、知っておくと便利な帯に関する豆知識をご紹介しますね。
帯をゆるませないコツやゆるんでしまったときの対処法、着崩れを防ぐためのトイレの仕方や車の乗り方を解説します。
帯がゆるまないコツ
帯をゆるめないためには、着付けの際に一巻きずつきっちり締めるとか、仮紐をきつく結ぶなどして、帯をできるだけ強く締めるようにします。
着付けが終わった後で帯がゆるむ一番の原因は、歩き方です。大股で歩くとゆるみやすいため、小股でゆっくり、やや内股で上品に歩くようにしましょう。その方が、見た目も美しく見えるので一石二鳥ですよ。
帯がゆるんだときの対処法
帯がゆるんできたら、タオルかハンカチを背中側の帯の下に差し込んでください。そのためにあらかじめタオルを持参しておくのがおすすめです。
着崩れを防ぐトイレの方法
いくら訪問着を着ているからといって、さすがにトイレに行かないわけにはいきませんよね。でもそのトイレが、着崩れの原因になることも多いですよ。
そこで訪問着でトイレを済ませる方法をご紹介しましょう。
- 左右の袖をシワにならないように注意して帯の中に入れるか、着物クリップや洗濯バサミで左右の袖をまとめて留めます。
- 訪問着、長襦袢、肌襦袢の裾をそれぞれ一枚ずつ左、右の順でめくって両手に持ちます。
- そのまま帯が隠れるくらいまでたくし上げてください。
- 着物を持ちながら下着を下ろしてトイレを済ませます。
- 終わったらゆっくり順番に元に戻してください。
訪問着で車に乗る方法
訪問着で車に乗る場合は、できるだけ後部座席に座るようにしましょう。後部座席だと前の席のヘッドレストにつかまって背もたれを使わずに済み、着崩れたり、シワがよったりするのを防げます。
車に乗り込む前に、まず荷物を先に車に入れちゃいましょう。そして必ず両手に何も持たないフリーの状態になってください。
背中はもたれないので、荷物が小さければすぐ後ろあたりに置いておいても大丈夫でしょう。荷物がかさばる場合は、トランクに入れた方が車内がスッキリしていいかもしれません。
車に乗る時は、前からではなくお尻から乗ります。袖を太ももの前でまとめて両足を揃えながらいったんシートに腰掛けたら前のシートのヘッドレストをもちながらお尻を軸にしてくるりとゆっくり回ってください。そうすると裾を踏んだり、袴がシワになったりせずに済みます。
この時、頭をドアの枠にぶつけないように気をつけてくださいね。
ワンボックスの場合は、ステップがあるのでそこに足をかけながらお尻をシートに乗せてくるりと回るようにします。
ちなみに足から入ってしまうと訪問着が邪魔して前に進めなくなるため、必ずお尻から乗るようにしてください。
降りるときは両手をフリーにしてお尻を軽く回転させ、両足を揃えて同時に地面へ着けるとスムーズに降りられますよ。
さらに、訪問着ではいつものように体の自由がきかないため、できればご自分で運転するのはやめた方がいいでしょう。万が一事故に遭ったら大変ですからね。
ご家族か知り合いで着物を身につけていない方にお願いしましょう。お金がかかりますが、タクシーならなお安心ですよ。そして着崩れ防止のためにも、ゆっくり運転してもらってくださいね。
ちなみに、着物での運転は道路交通法の上では禁止されていません。でも、都道府県によっては条例で禁止しているところもありますよ。栃木県や秋田県、岩手県などは禁止しているので、運転予定のある方はその前にご自身の住む自治体の条例をきちんとチェックしておくことをおすすめします。
訪問着は着物レンタルがおすすめ
訪問着が必要な場合は、着物レンタルがおすすめです。その理由について解説しましょう。
コスパがいい
訪問着はいつ必要になるかわからないですよね。しかもその目的や季節によって着たいデザインが違ってくる可能性もあるでしょう。
例えば、結婚式とお茶会では場の雰囲気が違います。また夏前や残暑の時期は単衣(たんい)、盛夏なら絽(ろ)を着用するのが一般的です。春と秋では適した柄も異なるでしょう。
これらすべての用途に合うように、複数のパターンの訪問着を購入するのはコスト面で大変です。その点、着物レンタルであれば安いものなら1万円前後で借りることができます。
しかもキャンペーンなどで通常より安い料金で貸し出しているケースも少なくないため、かなりコスパがいいですよ。ネットレンタルの場合は、無料で送り届けてくれる場合もあるので、大変お得です。
小物がセットでレンタルできる
着物レンタルの場合は、セットで小物も借りることができます。訪問着は、着物だけあればいいわけではありません。
長襦袢や帯あげ、帯締め 、重ね衿、肌着、腰紐、伊逹締め、帯板、帯枕、衿芯、和装ベルト、 草履、足袋など数多くの小物が必要になります。着物レンタルはこれらがレンタル料金に含まれているので、購入に比べるとかなりお得ですよ。
e-きものレンタルで訪問着のレンタルを申込みいただくと下記の15点がセットになっていてとても便利です。
- 着物
- 長襦袢(白半衿付き)
- 袋帯
- 帯揚げ
- 帯締め
- 重ね衿
- 肌着(ワンピースタイプ)
- 腰紐(4本)
- 伊達締め(2枚)
- 和装ベルト
- 帯枕
- 帯板
- 衿芯
- 草履バッグセット
- 足袋(新品プレゼント)
好きなデザインやブランドが選べる
着物レンタルは、ラインナップが豊富な点も魅力です。訪問着の場合、成人式用の振袖や卒業式の袴などと違って、ユーザーの年齢層はまちまちです。もちろんサイズもさまざまですよね。
購入の場合は、年を重ねたり、体型が変わったりすると着れなくなる可能性がありますが、着物レンタルだとその時の年齢や目的に合わせたデザインやサイズの訪問着をチョイスできます。
訪問着は色んなブランドや有名デザイナーがデザインしており、毎年のように新作もリリースされるため、レンタルの方が流行にキャッチアップできるでしょう。
手続きが楽
着物レンタルには、ネット店舗とリアル店舗の2種類があります。とくにネット店舗の場合は、スマホがあればすべての手続きが済むのでとても便利です。
アカウントを作り、画面上でカタログからお気に入りの商品を選んだら、そのまま申し込んで決済するだけです。わざわざお店に出向かなくても、ご家族と相談して自宅から予約したり、お友達と一緒に選んだりできるのも嬉しいですよね。
急なニーズにも対応できる
着物レンタルは、急なお呼ばれにも対応できます。とくにネット店舗の場合は、24時間・365日いつでも予約できるうえ、訪問着一式が郵送で届くので大変便利ですよ。
クリーニングが不要
着物レンタルは、使用後のクリーニングが要りません。訪問着のクリーニングは、一着につき数千円から1万円前後かかるのが一般的です。かさばるため、クリーニング店に持っていくのも楽ではないでしょう。そうした手間とお金がかからないというのは、お得感がありますよね。
ひどく汚したり、破いたりした場合は、クリーニング代や補修費が請求されることがあります。ただそのような場合に備えて、1,000〜2,000円くらいで入れる保険が用意されていることが多いので、心配な方は入っておくとよいでしょう。
e-きものレンタルでは、訪問着のレンタルをしていただいたお客様が加入できる「安心サポートシステム」をおすすめしています。
詳しくは、 ご利用ガイド▶安心サポートシステム をご覧ください。
使用後の手入れや収納が不要
購入の場合は、使用後にクリーニングしたり、定期的に陰干ししたりと何かと手入れが大変です。収納にも場所をとります。着物レンタルでは、そのようなことが一切必要ないためとても便利で余分な手間がかかりません。
まとめ
訪問着を着用する際の、帯の選び方や締め方について解説しました。訪問着は、選ぶ帯次第で、全体の見え方までが大きく違ってきます。それくらい訪問着を着る上で、帯は重要な存在といってよいでしょう。
格式が高い場では、袋帯に二重太鼓結びが基本です。カジュアルな場では付け下げや色無地に、名古屋帯や洒落袋帯などを持ってくるのもありですよ。
帯揚げや帯締めにもさまざまな色やデザインのものがあるので、全体のコーデがどうなるかを想像し、楽しみながら選んでみてくださいね。
e-きものレンタルでは、訪問着がご入用の皆様を経験豊富なスタッフが全面的にサポートいたします。
愛知で創業50年以上の歴史を持ち、トレンドから根強い人気の定番まで幅広いラインナップを数多くご用意しております。小物もスタッフが無料でコーディネートしてお送りしますので、お着物初心者の方もご安心ください。
皆様のご利用を心よりお待ち申し上げております。