成人式で必要な振袖のレンタル相場は?価格に差がある5つの理由やメリットを解説
成人式で必要な振袖のレンタル相場は?価格に差がある5つの理由やメリットを解説
「振袖レンタルの価格ってどのくらいなの?」
「振袖によって価格に違いがあるのはなんで?」
「購入よりも振袖レンタルを選ぶメリットって?」
成人式のために振袖を用意したいけど、レンタルと購入ではどちらの方を選ぶべきか考える方は少なくないでしょう。
振袖のレンタルと購入では、発生する費用がかなり異なってくるため、慎重に選ばなければいけません。
本記事は、成人式で必要な振袖のレンタル相場や価格に差がある理由、メリットを解説します。
振袖の購入かレンタルかを迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
振袖レンタルの平均相場は20万円〜30万円!購入とどちらがお得か解説
振袖は高価な衣装であるため、レンタルするか購入するかは、多くの方が悩むポイントです。
どちらも振袖を手にする手段ですが、費用面や活用する状況によって、自分に合っている選択肢が変わってきます。
ここでは、振袖レンタルの平均価格や購入とどちらがお得かを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
振袖レンタルの平均相場
振袖レンタルの価格は、地域や時期、レンタルする店舗の規模やプラン内容によって大きく異なります。
成人式のレンタル振袖は、フルセットで20万円〜30万円程度が一般的な相場です。生地の素材やブランドにこだわれば、100万円以上かかることもあります。
しかし、近年ではリーズナブルな価格帯のプランも増えており、10万円以下での振袖レンタルも可能です。ただし、格安のレンタルプランでは、含まれるアイテムやサービスが限定されているケースが多いため、細かく内容を確認しなければいけません。
また、振袖レンタルには、基本料金に加えて、オプション料金が発生する場合があります。オプション料金には着付け代やヘアメイク代、写真撮影代などがあり、追加するアイテムやサービス次第で予算は変動するのです。
振袖の購入とレンタルではどちらの方がお得?
結論として、振袖の購入とレンタルでどちらの方がお得なのかは、価格だけでは判断できません。
振袖の購入価格は、45〜60万円が相場です。振袖に合わせた小物一式を加えると、45〜80万円はかかるため、レンタルと比べると高額に見えるでしょう。
しかし、振袖を用意する際には、価格だけでなく、将来的な状況を考えなければいけません。
例えば、成人式1回のために振袖が必要なら、初期費用が安く、メンテナンスの手間もかからないレンタルが適しています。
一方で、結婚式や七五三、卒業式などで何回も着る予定がある場合は、長い目で見ると購入した方がお得です。自分だけの振袖にもなるため、思い出の品や子ども・孫に受け継げるモノとなります。
振袖が必要な場合は、購入かレンタルの2択から選ぶことがほとんどです。価格だけではなく、将来的に着る機会があるのか十分に検討して、購入かレンタルかを選んでみましょう。
振袖レンタルの価格に差がある理由
振袖レンタルの価格に差が生じる理由は、振袖の素材やデザイン、付属品、サービス内容などの違いによるものです。特に振袖に使われている素材が価格に差をつけています。
例えば、正絹と呼ばれる天然のシルクを素材に作られた振袖は、肌触りが滑らかで高級感があり耐久性にも優れています。そのため、ポリエステルといった人工素材を使用した振袖と比較すると価格が高額になりがちです。
また、ブランドやデザイナーも振袖が高価になる要因です。他にもヘアメイクや着付け、写真撮影などがセットになっているレンタルプランは、サービスが充実しているため、料金が高くなる傾向にあります。
振袖レンタルの価格は、素材やデザイン、サービス内容などによって変動するため、優先事項を決めて予算内に収めるようにしましょう。
振袖をレンタルする3つのメリット
振袖を手に入れるにあたって、購入かレンタルのどちらを選択するか悩む方は多いでしょう。振袖のレンタルには、購入と違って以下のようなメリットがあります。
- 購入するよりも費用が安い
- 保管やメンテナンスの手間がかからない
- 流行や好みのデザインを選択できる
振袖をレンタルすべきなのか判断するために、ぜひ参考にしてみてください。
購入するよりも費用が安い
振袖レンタルは、購入に比べて価格の安さが大きな魅力です。
成人式や結婚式は、人生の節目となる一方で、同時に高額な費用が発生するイベントでもあります。一度きりのイベントで高額な振袖の購入は、気が引けてしまうかもしれません。
しかし、振袖レンタルを利用すれば、購入するよりも約30〜50%も安いため、大幅に費用を抑えられる可能性があります。特に近年では、リーズナブルな価格帯のレンタルプランが増えており、学生でも無理なく利用できるプランが提供されているのです。
また、レンタルプランには、振袖だけでなく、帯や小物、草履などのアイテムも含まれている場合が多いため、別途購入する手間がかかりません。
振袖にかかる費用を抑えたい方は、手軽な価格帯のレンタルの利用がおすすめです。
保管やメンテナンスの手間がかからない
振袖レンタルを利用すれば、最終的に振袖は手元に残らないため、保管やメンテナンスの手間がかかりません。
振袖は、シルクや縮緬などの繊細な素材で作製されているため、購入するのであれば正しい保管とメンテナンスが必要不可欠です。クリーニングに丸洗いで出す場合、約10,000〜15,000円の料金がかかるため、購入代金以外にも費用が発生します。
しかし、レンタルでは振袖の着用後に店舗へ返却すれば、クリーニングや保管をすべて行ってくれます。1,000円〜2,000円程度の簡易保険に加入しておけば、万が一、振袖を汚したり破損したりした場合でも、レンタル店が責任を持って対応してくれるので、安心して振袖を着て出歩けるでしょう。
振袖は、保管やメンテナンスを怠ると色褪せや虫食いなどによって、美しさや価値が下がっていきます。振袖の保管やメンテナンスをしていく自信がない方は、購入よりもレンタルがおすすめです。
流行や好みによってデザインを選択できる
振袖レンタルでは、豊富なデザインの中から自分の好きな振袖を選択できます。
振袖を購入する場合、結婚式や卒業式などのフォーマルな場面で着用できるデザインが選ばれがちです。しかし、レンタルの振袖であれば1回限りの着用なため、最新のトレンドや好みのデザインを選択しても今後に影響はありません。
レンタル店では、最新の流行を取り入れた振袖や伝統的な振袖など、様々なデザインの品物を取り揃えています。また、流行や自分に合った振袖を選べるように、専門スタッフがアドバイスしてくれるため、大きく外すリスクを下げられるのです。
振袖レンタルの中から、流行や好みに合わせたとっておきの一着を選んでみましょう。
振袖をレンタルする際に注意すべき3つのポイント
振袖レンタルは、トレンドに合わせてデザインを選べますが、注意すべきポイントがあります。振袖をレンタルする際の注意点は、以下の通りです。
- レンタルプランの中身まで想定通りか
- 事前にキャンセルできるか
- 追加料金が発生する項目はなにか
振袖レンタルでトラブルに発展しないためにも、事前に注意点を把握しておきましょう。
レンタルプランの中身まで想定通りか
レンタルプランに含まれる振袖以外のアイテムは、店舗によって異なるため、契約前に必ずセット内容を細かく確認しましょう。
振袖レンタルでは、帯や小物類が振袖を引き立てるようにコーディネートされているのが一般的です。小物類には、長襦袢や帯締め、帯揚げ、重ね衿、草履、バッグ、ショール
が挙げられます。
しかし、安いセットプランでは、セット内容が足りず、オプション料金が発生する場合があります。特に着付け代やヘアメイク代、写真撮影代などがオプション扱いになっていて、契約後や予定日が近くなってから気づくケースが多いです。
振袖のレンタルプランを契約する前に、ホームページやカタログなどで確認しましょう。
事前にキャンセルできるか
振袖レンタルでは、原則としてキャンセルポリシーが定められています。振袖レンタルの契約をキャンセルする場合に備えて、どの期間でいくらのキャンセル料が発生するのか事前に確認が必要です。
例えば、e-きものレンタルでは、以下のようにキャンセルポリシーを定めています。
- 利利予約が確定してから10日以内:無料(100%返金)
- 申込み後10日過ぎた場合:レンタル総額の20%
- 使用予定日の1週間前以降の場合:レンタル総額の50%
- 商品が発送後の場合:レンタル総額の100%(返金なし)
イベントの中止や個人的な事情などによって、振袖が不要になるケースは少なくありません。キャンセルが確定したら、なるべく早く店舗に連絡しましょう。
追加料金が発生する項目はなにか
振袖レンタルでは、基本料金以外にも、オプションの追加料金が発生する場合があります。発生する追加料金には、以下のようなサービスが挙げられます。
- 振袖を着付けしてもらう「着付け代」
- ヘアスタイルとメイクをしてもらう「ヘアメイク代」
- 前撮りの写真撮影をしてもらう「撮影代」
- 撮影した写真を手元に残す「アルバム作成代」
- 帯締めや帯揚げ、重ね衿などを追加レンタルする「小物代」
- 振袖の着用後や汚してしまった場合にかかる「クリーニング代」
振袖レンタルでオプションを追加しすぎると、いつの間にか購入代金に匹敵する費用がかかるおそれがあります。レンタルプランに含まれていないオプションを追加する際は、予算内で収まるように見極めましょう。
振袖をお得にレンタルする方法3選
振袖レンタルは購入するよりも費用を抑えられるとはいえ、それでも数十万かかることが一般的です。少しでも費用を抑える方法はないかと考える方は多いでしょう。
振袖レンタルは、以下の方法を利用すればお得に利用できる可能性があります。
- 早期割引を利用する
- 季節ごとのキャンペーン利用する
- セットプランを活用する
割引やセットプランを使って、振袖をお得にレンタルしましょう。
早期割引を利用する
振袖レンタルでは、早期予約によって割引制度が設けられている場合があります。
早期割引は、レンタル日の1〜2年前に予約することで、割引料金が適用される制度です。一般的に振袖レンタルの10〜20%が割引されます。
また、単純な振袖レンタル代の割引だけでなく、店舗によっては着付け代やヘアメイク代を無料にする特典があります。価格にすると1〜3万円程度のサービスが受けられる場合があるのです。
ただし、振袖レンタルの契約日と実際のレンタル日が離れているほど、最新のトレンドや好みが変化する可能性があります。当日になって後悔したくない方は、振袖が変更できるレンタルプランを契約しましょう。
季節ごとのキャンペーンを利用する
振袖レンタル店では、成人式シーズン前やオフシーズンにキャンペーンを実施しています。キャンペーンを利用すれば、割引よって普段なら手の届かないグレードの高い振袖もレンタル可能です。
ただし、成人式シーズン前では最新のデザインが含まれていなかったり、オフシーズンでは人気のブランドは予約済みだったりします。
また、各振袖レンタル店でキャンペーンの時期や内容が異なるため、複数店舗の比較検討をおすすめします。自分のニーズや予算に合わせて、割引キャンペーンを利用しましょう。
セットプランを活用する
振袖レンタル店では、振袖や帯、小物、着付け代、ヘアメイク代などがセットになったプランを提供しています。セットプランを活用すれば、個別に手配するよりも、トータル料金がお得になることが多いのです。
また、セットプランには、写真撮影代やアルバム代などが含まれているケースもあるため、一括での予約や各サービスの日程調整する手間を省けます。
仮に希望条件を満たすセットプランがなかった場合は、担当者に相談してみましょう。完全固定されたセットプラン以外にも、ニーズに合わせて柔軟にプランを変更可能な店舗も多く存在しています。
振袖レンタル店選びで失敗しない5つのチェックポイント
理想の振袖に出会うためにも、レンタル店選びは慎重に行わなければいけません。振袖レンタル店選びを失敗しないチェックポイントには、以下のようなものが挙げられます。
- 振袖のデザインが豊富であるか
- 振袖以外の小物類が取り揃えられているか
- 当日に着付けしてもらえるか
- レンタル期間が長いか
- レンタルプランに含まれているサービスが充実しているか
どんな振袖レンタル店を選べば良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
振袖のデザインが豊富であるか
振袖レンタル店を選ぶにあたって、デザインの豊富さは見逃せないポイントです。
振袖のデザインが多いレンタル店であれば、自分が心から着たいと思える一着を見つけやすくなるため、成人式といったイベントを楽しめるでしょう。
振袖のデザインには、伝統的な古風柄から最新のトレンドを反映したモダン柄やポップ柄まで、たくさんの種類があります。しかし、レンタル店ではコンセプトに沿って振袖を取り揃えているため、店舗選びには注意が必要です。
例えば、古風柄をコンセプトに扱っている店舗では、伝統文化や風流さを重視しているため、モダン柄やポップ柄の振袖は見つけにくい傾向にあります。
自分に合った振袖レンタル店を選択するためにも、取り扱っているデザインの傾向をホームページやカタログで情報を取得してから来店しましょう。
振袖以外の小物類が取り揃えられているか
振袖は単体では装いとして完成しないため、コーディネートを成功させるためにも小物類が取り揃えられているかチェックしましょう。
振袖レンタル店で小物類が足りていない場合は、別途レンタル先や購入しなければいけないため、時間と手間が増えてしまいます。特に帯や草履、バッグ、和装小物、髪飾りなどは、振袖の印象に大きな影響を与えるアイテムです。
振袖だけでなく、小物類も充実しているレンタル店を選べば、自分らしいコーディネートの完成に近づけるでしょう。また、必要な小物類を事前にリストアップしておくと、安心してコーディネートを整えられます。
保険がつけられるか
振袖をレンタルする際には、保険に加入できるかどうかを確認しましょう。
振袖は高価な衣装であり、どれだけ注意を払っても、汚れや破損といったリスクが伴います。修理費用は場合によって数万円から数十万円かかることがあります。
このような「もしも」の際にも保険に加入していれば、修理代金を自己負担する必要がなくなります。せっかくの成人式を安心して楽しむためにも、レンタル店選びの際は必ず保険についての情報を確認してください。
レンタルプランに含まれているサービスが充実しているか
振袖レンタル店によって、レンタルプランに含まれているサービス内容は異なるため、契約内容を細かく確認しましょう。
レンタルプランには、レンタルする振袖の提供だけでなく、前撮りやヘアメイク、着付けなどのオプションが含まれます。オプションが充実しているほど、店舗から他店舗へ移動する手間を省いたり、トータル費用を抑えたりすることにつながるのです。
ちなみに、レンタルプランが安すぎる場合は、振袖だけのレンタルでその他の小物類やサービスは有料オプションの可能性があります。
有料オプションの追加でトータル料金が膨らみすぎないように、レンタルプランの内容を比較検討してから契約しましょう。
まとめ
本記事では、振袖のレンタルと購入のどちらがお得かやレンタル振袖のメリットについてを解説してきました。
振袖レンタルは、購入に比べて費用を安く抑えられるため、気軽にデザインを選べます。一方で、振袖レンタルには注意点が多いため、事前に把握しておかないと購入するのと変わらない結果になりかねません。
振袖のレンタルプランの内容を細かく確認して、追加料金の発生をできるだけ抑えましょう。
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また、e-きものレンタルでは、振袖の着付けに必要な13点の小物セットが無料で付属するため、追加費用なしで、必要なアイテムをレンタル可能です。
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