帯締めって何?
帯締めって何?という方の為に少しご説明をします。
帯締めとは読んで字のごとく、「帯を締めるもの」です。着物を着る時に必要な小物の一つで、帯を固定するために使用する紐の事です。
帯締めが無いと帯を締めることが出来ない重要な小物です。
帯締めの形状は大きく分けると2つあります。
(正確には3つになりますが、よく使う2種類についてお話しします。)
平組
平らに組んであるもので、平べったい形状
丸組
丸く組んであるもので、円柱形の形状。
写真を見て頂ければ、一目瞭然だと思います。
どちらが礼装用、普段着用とは分けず、組んである糸に金糸銀糸が含まれているかどうかで判断します。
ちなみにこの2本は普段用です。
礼装用
主に留袖などに使用します。
礼装用
主に訪問着や付け下げなどに使用します。
よく間違える方がいらっしゃいますが、表が赤地で、裏が金地です。
普段着用
色や太さなど様々あり、お洒落心が騒ぎだすアイテムの一つです。
こちらは丸組に「小田巻」(おだまき)という飾りが入っているものです。
ここにあげた帯締めはそれぞれのごく一部のものです。
他にも多彩なデザインがあります。
帯締めの使い方として、注意点があります。
礼装用の物を普段着に使うのは「アリ」ですが、その逆は「ナシ」です。
格の違いがすぐに分かるものなので、普段着用の物を礼装用に使用することは、絶対にしないで下さいね!
お洋服で例えると、
ジーンズにヒールはありだけど。
イブニングドレスにスニーカーはなし。そんなイメージでしょうか。
折角の「正装」が、ガクッと残念コーデになってしまいますよね。
礼装用には礼装用の小物を‼
それだけ、注意して頂ければ大丈夫♪
写真だけだとまだ、ちょっと不安。
よく分からないなーと思われる方も多いのでは?
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素敵な着物ライフをお過ごし下さい♪
e-きものレンタル 編集部