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2019.08.302024.06.25

七五三の前撮り&当日撮影で気をつけたいポイントは?合わせて知りたい費用の相場

七五三の前撮り&当日撮影で気をつけたいポイントは?合わせて知りたい費用の相場
e-きものレンタル 編集部

晴れ着に身を包んだ、可愛らしい我が子を見ることが楽しみな七五三。せっかくなら、その姿を写真やビデオに美しく残したいのが親心ですね。近年では参拝当日に神社で撮影をするほかにも、スタジオで前撮りをする方も増えています。満足のいく撮影にするためにも、前撮りと当日撮影のポイントや相場の費用について知っておきましょう。

スタジオで前撮りする際のポイント

  

衣装の雰囲気に合った背景やセットで、バッチリきめた写真が残せるのはスタジオ撮影ならではのメリット。また、スタジオによっては和装以外の衣装を着て撮影ができたり、本格的な写真アルバムを作ることができるという点も人気の理由でしょう。

前撮りの時期

七五三は11月に行われる行事ですが、ほとんどのスタジオでは前撮りを春から受け付けています。「日焼けをしてしまう夏前に撮影したい」と考える人も多く、早い場合で4月から前撮りをするケースも。ロケーション撮影を行う場合は、桜の咲く季節が人気のようです。また、特に7歳で迎える七五三は就学後ということもあり、土日に予約が集中。そのため、早いうちに撮影日を決め、予約しておくことをおすすめします。「バタバタしていて、うっかり撮影しそこねてしまった…」という方は、後撮りプランがあるスタジオを探してみましょう。後撮りプランでは、大抵12月から翌年1月までの期間を対象に、お得なプランで七五三撮影ができることが多いです。

子どもの体調、機嫌が良いかどうか

前撮り当日は、子どもの体調が万全であることが大切。可愛い笑顔を引き出すには、体調も機嫌も良いコンディションであることが欠かせません。体調が悪い場合は無理をせず、スタジオに撮影日の変更を相談してみましょう。また3歳などまだ小さい子どもの場合は、初めての場所が緊張してしまうことも。そんな時に備え、お気に入りのおもちゃや、一口サイズのお菓子などを持参しておくと安心ですね。

子どもも親も気に入った衣装を

特に女の子は、7歳になると自分の意志や好みがはっきりしてくる子も随分と多いようですね。子どもが着たい衣装と、親が着せたい衣装で意見が分かれることもあるでしょう。衣装だけでなく髪型やメイクなども、お互いが納得するように話し合って決めれば、着る本人も気分良く撮影に臨めるはずです。また、複数の衣装を着られるスタジオもあるので、和装はママが担当、洋装は子どもが自分で決めるというのも良いですね。どうしても意見が分かれてしまった場合は、前撮りの和装は子どもに選んでもらって、参拝当日の衣装はネットレンタルなどでママが着せたいものを借りるという手段もありますよ。

髪型やメイクの希望があればスタッフに伝えよう

髪型やメイクについて、ある程度希望を聞いてもらうことができます。前もってスマホで画像検索してイメージを用意をしておくと、より希望が伝わりやすいでしょう。

写真の選定は後日でも

慣れない衣装を着てフラッシュを浴びる撮影は、思いのほか疲れるもの。衣装選びから考えると、かなり長い時間その場所に滞在することになると思います。そのため、最近は写真の選定を後日でも受け付けているスタジオも。別日に改めて訪れ、ゆっくりと選ぶのも良いでしょう。また、データ付きプランにすれば、選んだ写真を自宅でプリントアウトしたり、アルバムを作ることができます。祖父母にプレゼントを考えている場合は、データを購入すると便利です。

当日撮影のポイント

前撮りとはまた違った自然な表情を残せるのが、参拝当日の撮影ですね。最近では、ご自身で写真集のようなフォトブックを作る方も増えています。参拝当日の撮影は、自前のカメラで撮る方法と、プロのカメラマンに同行をお願いする方法があります。

自宅のカメラで撮影するときのポイント

ご自身のカメラで撮影する場合は、まず絶対におさえておきたいシーンをリストアップしておくと、撮影漏れを防ぐことができます。神社での写真だけでなく、支度から自宅を出るまでの光景も写真に収めておくと、良い記念になりますね。

そして良い写真を残すために、次のようなポイントを意識してみましょう。

・腰を落として子どもと同じ目線で撮る

・着物が映えるよう、背景はシンプルに

・まぶしい表情にならないよう、晴れた日は逆光か太陽の光が斜めから射す半逆光で

・曇りや雨の日は明るいほうを向いて撮る

・良い表情を写真に残すために、同じポーズで撮影するときも1枚ではなく数枚撮る

・同じく、家族写真の撮影を通りすがりの誰かに頼むときも数枚撮ってもらう

・風が強いときは、少しでも風の当たらない場所を探して撮影を

また、参拝後の子どもは疲れた表情になりがちなので、できれば参拝前に撮影を済ませておくと良いでしょう。

プロのカメラマンに同行してもらうことも可能

下の子どもを連れていく場合や荷物が多いときなどは、プロのカメラマンに撮影を依頼するという手段もあります。子どものケアや参拝に集中できるうえに、家族での自然なショットをたくさん残すことができます。カメラマン同行は専門の会社に依頼したり、フリーランスのカメラマンに依頼したりと、選択肢もさまざま。需要が増えている近年では、カメラマンの同行と衣装の貸出などがセットになったサービスもあるそうですよ。

七五三の撮影にかかる費用の相場

そして気になる七五三撮影にかかる平均費用は、それぞれ以下のようになっています。

スタジオ撮影の平均相場

大手フォトスタジオでは、撮影代や衣装代はほぼ無料で、写真やデータを買った分だけ費用がかかるというプランが多く見られます。データのみや本格的なアルバム作成など色々なプランがあり、高い物では10万円以上のものも。アルバムの場合はまず残したい写真を選び、その枚数が収まるようなアルバムを購入するという流れになっています。相場としては、1回の七五三の撮影で3~5万円くらいのプランを選ぶ方が多いようです。

カメラマン同行でロケーション撮影の平均相場

プロのカメラマンに同行してもらう場合の内訳としては、「撮影料・写真データ料+出張代」がかかるのが一般的です。依頼先はフリーランスカメラマンのほか、複数のカメラマンが所属する出張撮影専門の会社、スタジオがあるお店の出張撮影などがあります。相場は2~4万円と言われていますが、個人の場合は価格にばらつきがあります。

まとめ

我が子の成長が実感できる七五三。その記録を、大きくなっても何度も見返したくなるような美しい写真で残しましょう。

 

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