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行事・祭事のコト

2021.06.012024.06.25

七五三での着物の着付け方を解説します

七五三での着物の着付け方を解説します
e-きものレンタル 編集部

お子さんの成長をより強く感じることができる七五三は、パパやママにとっても大切なイベントです。

普段なかなか着物に触れる機会がなく「着付けができるのか不安」と感じている方も多いかもしれません。

七五三の着物は着付けしやすいようになっているので、ご自宅でも比較的簡単に着付けができます。

 

今回は自宅でできる七五三の着付け方法を徹底解説します。

七五三当日より前に練習して、スムーズに着付けをしましょう。

 

七五三の着物は年齢によって異なる

七五三は女の子が七歳と三歳、男の子が五歳なので性別によっても変わります。

また、女の子の場合でも年齢によって異なります。

 

それぞれの着物がどんなものなのか知っておきましょう。

 

1.三歳の女の子が着る着物は「三つ身」

三歳の女の子が着る着物は「三つ身」と呼ばれる子供サイズの着物です。

 

お宮参りで和服を着させた場合は「一つ身」という着物を用意しているはずですが、体格がそこまで大きくなっていなければ、この「一つ身」を「三つ身」に仕立て直して着用することができます。

 

「三つ身」の上に「被布」と呼ばれる羽織を着るのも三歳の七五三の着物の特徴です。

袖なしで襟がついた羽織で、帯を締めない代わりにこの「被布」を着せてあげます。

 

2.五歳の男の子が着る着物は「着物・袴・羽織」

五歳の男の子が着る着物は着物・袴・羽織です。

体格の成長度合いにもよりますが、三歳の女の子同様、お宮参りに着用した「一つ身」を仕立て直して着物を作ることができます。

 

男の子の和装では羽織も欠かせません。

大きめサイズであれば事前に肩上げしてあげましょう。

 

袴も格式高い和装です。

着付けで丈を微妙に調整することはできますが、楽に着付けするためには購入する場合でもレンタルの場合でも丈をしっかり合わせておいてください。

 

紐下と書かれている長さが袴のサイズになります。

 

3.七歳の女の子が着る着物は「四つ身」

七歳の女の子は三歳の女の子とは違い、大人と同じように帯をする「四つ身」と呼ばれる着物を着用します。

着付けも三歳の「三つ身」より難しくなりますが、最近は着付けしやすいようになっているので着付けに挑戦してみましょう。

 

「四つ身」は用意する小物も増えます。

必要な小物を全てレンタルできるプランもあるのでチェックしてみましょう。

 

◯七五三の着物の着付け方法◯

ではここからはそれぞれの着物の着付け方法を見ていきましょう。

正しく着させてあげるようにしっかりチェックしてください。

 

1.三歳の着付け方法

まず下着を着せて足袋を履かせ、長襦袢を首に沿わせるように着せて、向かって右側が前になるように合わせて腰紐を胴に巻いて結びます。

 

上から着物を着せ、背縫いが背中の中心にくるように調節したら襟を合わせましょう。

長襦袢の襟が着物から出ないように気をつけます。

 

おはしょりを作って丈を調節したら、着物に付いている腰紐をぐるっと巻いて前で結びましょう。

あとは被布を着せてあげて、襟や袖を調節してあげたら完成です。

 

2.五歳の着付け方法

まず下着と襟ぐりが広めのシャツを着せ、足袋も履かせてあげます。

長襦袢を着せ、向かって右側が前にくるようにしたら、腰紐を胴に巻いて結びましょう。

 

次に着物を着せてあげます。

おはしょりを作って長さを調節しますが、このとき丈はやや短めにし、腰紐を巻いて固定します。

伊達締めを使う場合は、腰紐の上から巻きましょう。

 

袴を合わせて丈を見ながら腰に巻く位置を決めます。

このとき、まだは袴を巻きません。

 

帯を用意し手先を30センチくらいとって(帯の先端から30センチ程度)、帯を背中から巻きます。

帯を二巻したら一結びし、余った部分を蛇腹にまとめて最後にリボンのような形を作ります。

余った部分を帯に通し、クルクルと巻いて隠します。

 

最後に袴を履かせてあげます。

袴は先ほど決めた位置で前から回し、後ろは先ほど作ったリボンに引っ掛け、腰板に付属しているへらを帯と背の間に差し込みましょう。

 

そのまま袴の紐を前に回し、前側で十文字に結びます。

お守りは袴の紐に通して袴の中に納め、扇子を袴に差し込みましょう。

 

3.七歳の着付け方法

下着と肌襦袢、裾よけを着させ、足袋もこのとき履かせてあげましょう。

 

帯を締める位置を決め、タオルを使って補正します。

その上から長襦袢を着せて、腰紐を巻きつけて締めます。

 

着物を着せたら背縫いが背中の中心にくるようにして襟を整え、向かって右を前にして合わせます。

おはしょりを作って着物の丈を調節してあげましょう。

 

胸紐を巻いて結んだら、その上から伊達締めを締めます。

さらに巻き帯と結び帯をつけましょう。

 

最近は作り帯のレンタルも多いです。

帯を結ぶのが不安な方は帯を巻いた後に背中側に差し込める作り帯を選ぶと簡単に着付けができます。

 

その上から帯揚げ・帯締め・志古貴をつけましょう。

最後に筥迫(はこせこ)を胸元に差し込み、扇子を帯締めに差し込みます。

 

◯七五三の着物は自宅で着付けが可能◯

七五三の日はパパもママも朝からバタバタするので、お子さんを連れて着付けに行くのも大変です。

 

自宅ならいつもの環境でお子さんのペースに合わせて着付けができるので、ぜひご自身での着付けに挑戦してみましょう。

事前に練習をしておくと、七五三当日に慌てる心配もありません。

 

e–きものレンタル本店では、七五三の着物や袴のレンタルを行なっております。

お子さんがワクワクするような柄も多く取り揃えておりますので、七五三の衣装は是非、e–きものレンタル本店をご利用ください。

 

着付け動画も掲載しているので、動画を見ながら着付けてあげられます。

e-きものレンタル本店サイト

https://www.e-kimono-rental.jp/

 

七五三3歳女の子被布 着付け方動画

https://www.e-kimono-rental.jp/column/detail.php?id=761

 

七五三 男の子袴 着付け方動画

https://www.e-kimono-rental.jp/column/detail.php?id=757

 

七五三 7歳女の子 着付け方動画

https://www.e-kimono-rental.jp/column/detail.php?id=760

 

e-きものレンタル 編集部

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振袖、袴、七五三などの着物に関する豆知識や、お役立ち情報をコラムでお伝えします。