雨の日の七五三はどうしたらよい? 雨対策のコツや延期する場合の流れを紹介
こんには、e-きものレンタル編集部です。
今回は雨の日の七五三参拝のコツなどについて解説します。
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七五三のお参りでは屋外で過ごす時間が長いため、七五三の日に雨だった場合にどうすべきか悩まれる方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では七五三のお参りの日が雨だった場合の対応、雨の日にお参りを延期する流れ、雨の日にお参りをするコツ・注意点、雨で着物を汚してしまった場合の対応方法などについて解説します。ぜひ参考にしてください。
七五三のお参りの日が雨だった場合はどうする?
七五三のお参りでは屋外を着物を着た状態で歩く時間が長いことなどからも、当日雨が降った際にはどうするべきか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
七五三のお参りの日が雨だった場合は、以下のいずれかの方法で対処することになります。
- お参りを延期する
- 雨の対策をしてお参りをする
それぞれについて詳しく解説していきます。
お参りを延期する
七五三は一生に一度の大切なイベントですので、晴れの日に日程を変更できる場合は変更するのがおすすめです。
天気予報はおおよそ1週間前から正確性の高い情報が出るため、1週間分の天気予報を見て早めに検討するようにしてください。当日までの日数があれば、それだけヘアセットや着付けを予約している場合の変更もスムーズに行えます。
ただし七五三シーズンは予約が立て込んでいる状況にあるため、無条件の予約キャンセルや、希望する日時への変更が難しいこともあります。
雨の対策をしてお参りをする
家族の都合や予約したお店などの都合によっては、予約のキャンセルや変更が難しいこともあるでしょう。こうした場合は雨の対策を行った上で、七五三のお参りをすることになります。
服装面では着物の丈を短めに着付けたり、水濡れにも対応している小道具を
選択したりといった工夫が必要です。お参りの日が雨になることも想定し、早い段階から雨対策も考えておくと慌てずに済むでしょう。
お参りを延期する場合の流れ
お参りを延期する流れは以下のとおりです。
- 参加者で話し合う
七五三の日時の変更は夫婦でのみ決めるのではなく、祖父母や親戚など招待している人にも忘れずに相談することが大切です。遠方から訪れる参加者がいる場合はホテルや新幹線などの予約にも関係するため、早めに相談するようにしてください。
参加者の数が多い場合、全員のスケジュールを再度合わせるのに苦労する
こともあります。
- 予約している店のキャンセルポリシーを確認する
七五三のために着付け・ヘアメイクの店や写真館、食事会の店を予約している場合は、その店のキャンセルポリシーをあらかじめ確認しましょう。
サービス提供側はキャンセルによって損害が生じることになるので、予約日までの日数が短いほどキャンセル料金が発生するケースが多くあります。
当日が台風や暴風雨になる可能性があるなら早めに日程変更の調整をした方が良いでしょう。
- 予約の日程を変更する
予約していた各種サービスをキャンセルしたら日程調整を再度行ってください。
雨の日に七五三のお参りをする際のコツ・注意点
雨の日に七五三のお参りをする際は不自由に感じることも多いでしょう。以下では気持ちよく七五三をお祝いするために、雨の日のお参りの不自由さを軽減するコツや注意点を3つ挙げて紹介します。
- なるべく雨に濡れない場所を選ぶ
- 着付けを工夫する
- 補償などのサービスを利用する
それぞれについて詳しく解説していきます。
なるべく雨に濡れない場所を選ぶ
境内まで屋根の下を歩けるルートが用意されている神社も少なくありません。こうした神社であれば、お子様でも雨に濡れることなく境内に到着できます。神社によって作りは異なりますので、下見や電話をして事前に確認すると安心です。
また雨の日には神社の境内に水たまりができることもあります。水たまりに足を入れてしまうと、草履や足袋などが濡れてしまうので、お子様が歩きやすいルートに誘導してあげましょう。
着付けを工夫する
雨の日に着物を着るなら、着付けを工夫することで不安や不快さを軽減できます。また着物レンタル店などにおける着付けの担当者は、雨の日の着物の対処方法について詳しいことが多く、天候を考慮した着付けを提案してもらえることも多いです。
以下が雨の日に押さえておきたい着付けのポイントになります。
- 着物の裾を短めにして裾が濡れないようにする
- 通常よりも着崩れしないようにしっかりと着付ける
- 水や湿気に強い髪型にする
着物の裾を短めにしておくことで裾が濡れるのを回避しやすくなる他、長靴を履きやすくなります。
また着付けをしてもらう際には腰紐をしっかりと締めてもらうようにしてください。腰紐を強く締めすぎると着心地が悪くなるため注意が必要ですが、腰紐が緩いと裾が下がってきたり、帯が落ちてきたりします。その他にも腰紐を腰骨の上から臍の間で結ぶとズレを防げるといったポイントもあります。
髪型によって水や湿気への耐久性が異なるため、雨の日にはアップスタイルやみつあみなど崩れにくさを重視したヘアスタイルがおすすめです。巻き髪やふわふわとしたヘアスタイルですとヘアスプレーで固めたとしても、雨の強さや湿気の量によっては崩れてしまうこともあります。
補償などのサービスを利用する
着物レンタル店では汚れについて補償サービスを設けている店舗も多いです。補償サービスはは追加料金で契約するかレンタル料金に含まれているか、店舗によって異なります。
補償サービスを契約していれば、泥ハネなど些細な汚れであれば追加料金が発生する心配もないので安心です。着物をレンタルする際に汚れ補償サービスの有無やカバーできる汚れの範囲などについて確認しておくようにしてください。
雨の日の七五三であると便利なグッズ
七五三のお参りが雨の日になることも想定して、レイングッズなどを事前に準備をしておくと心強いでしょう。
以下は雨の日の七五三にあると便利なグッズです。
- レインコート、もしくはポンチョ
レインコートやポンチョを着用していれば、着物の濡れや泥ハネなどによる汚れを防ぐことができます。透明のものであれば着物のデザインがレインコートやポンチョを着た状態でもよく分かります。
- 草履カバー
草履カバーがあれば雨水で草履が濡れるのを防止できる他、足袋の汚れを防ぐことも可能です。
- 長靴
強い雨の日は草履よりも長靴の方が安心です。雨の中、お子様が慣れない草履で歩いていると、転んでしまうこともあります。滑り止めが付いた長靴であれば、雨の日も安心して歩けるでしょう。
- ビニール袋
ビニール袋は複数枚用意しておくことをおすすめします。濡れたタオルを入れたり、履物を替えたりする際に利用できます。
- タオル
タオルは大きめのサイズと小さめのサイズを用意しておくと安心です。大きめのタオルは身体や顔が濡れたときに役立ちます。一方、小さめのサイズのタオルは手を拭いたり、雨で濡れた小物を拭いたりするのに便利です。
- 大きめのバッグ
雨の日は晴れの日よりも持ち物が多くなる傾向にあります。防水機能が搭載されたバッグがあると、持ち物を1つにまとめたり、当日購入したアイテムを入れたりできるので便利です。
もしも着物を汚してしまったら?
七五三の着物の貸し出しを行っている事業者のほとんどは、お子様が着る着物が泥ハネや食べこぼしなどで汚れた状態で戻ってくることを想定しています。意図的に汚した場合を除いて、弁償するような事態は基本的にありません。着物を汚してしまった場合は、返却の際にその理由を正直に伝えるようにしてください。
ただし意図的に汚した場合でなくても、汚れの度合いによってはクリーニング代が別途必要になったり、弁償が必要になったりすることもあります。
お子様に着物を着せる際には、着物を大切に扱うように伝えるとよいでしょう。
雨の日の七五三はどこで写真を撮ればよい?
七五三の写真は家族の思い出になるものです。雨の日だと撮影場所は限られますが、屋根のある場所を選択するなどして写真撮影を行うことができます。
また雨の日ならではの写真を楽しんでみるのもアイデアの一つ。例えば、和装に和傘をさした写真は情緒ある一枚になるはずです。和傘はカラーバリエーションやデザインが豊富なので、お子様の好みや着物に合ったものを選んであげるとよいでしょう。
もちろん写真館であれば天候に関係なく撮影することができます。写真館は予約が必要なケースもあるため、電話やWebサイトで空き状況を確認してから利用すると確実です。
まとめ
七五三は子どもの健やかな成長を神様に感謝する大切な行事です。お子様にとっても家族にとっても大切な日であるからこそ、着物にはこだわりたいところでしょう。
七五三の着物を検討されている方には「e-きものレンタル」がおすすめです。七五三を迎えるジュニア向けの着物の取り扱い数が豊富であるため、親御さんやお子様の好みに合った着物に出会えるはずです。キュートなデザインの着物やスタイリッシュなデザインの着物などさまざまな着物を取り揃えている他、サイズ展開も充実しています。その他にも最新人気ブランドの着物も取り扱っていますので、トレンドを意識した着物コーデもできます。
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