着物を着るのはどんなとき? おすすめのタイミングをご紹介
こんにちは、e-きものレンタル編集部です。
今回は着物を着るおすすめのタイミングについて解説します。
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着物に興味があっても、なかなか着るタイミングがないと諦めていませんか。着物と言えば、結婚式など特別なイベントで着用するものと思われがちですが、実は着用できる場面は意外に多くあります。観光をはじめ、街歩きや、観劇など、ぜひ着物でのひとときを楽しんでみましょう。本記事では着物を着るおすすめのタイミングを9つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
着物を着るタイミングはさまざま!
着物は何か特別な場所でなければ着ないもの、と考えている方も多いのではないでしょうか。代表的な着物を着るタイミングとしては、結婚式や入学・卒業式などの人生の節目や、観劇など格式の高い場所に行くときが挙げられます。しかし着物はそうした特別な場面だけでなく、もっと広くさまざまなタイミングで楽しめるものなのです。
夏祭りや花火大会では浴衣を着る方も多いでしょう。近年では、着物姿で観光を楽しんだり、普段のお出掛けに着物を着たりする和装女子も注目を集めています。日常的なおしゃれの一環として、ぜひ着物を取り入れてみましょう。
人生の節目のお祝いのとき
着物を着るタイミングとして、真っ先に挙げられるのが人生の節目のイベントです。
結婚式
結婚式は着物を着るのにとても良いタイミングです。着物には格式があるため、どのような立場で出席するのかによって選ぶ着物が変わりますが、親族をはじめ、主賓、会社の同僚、友人など、どなたでも着物で出席することに問題はありません。着物をあでやかにまとって、お祝いの気持ちを伝えてあげましょう。
結婚式の場合、親族として列席するなら黒留袖、親族の中でも若い世代の方は色留袖でも問題ありません。ゲストとして参列するなら、訪問着がおすすめです。20代の未婚女性なら振袖も選択肢になります。
成人式
成人式は、着物を着るタイミングとしてとてもふさわしい場面です。成人式に着物で参加する方は多く、その日のために新しく振袖を仕立てる方もいますが、近年では振袖のレンタルも盛んに行われています。
振袖は未婚女性の第一礼装のため、結婚してしまうと着て出掛けることができません。もちろん、袖を直して訪問着にすれば長く着られますが、そのためには落ち着いた柄を選んでおく必要があるでしょう。その点レンタルなら成人式のことだけを考えて、華やかな柄や色の振袖を選べます。ぜひお気に入りの一着を選んで、記念に残る一日にしましょう。
入学式・卒業式
お子さまの入学式・卒業式も、着物を着る良いタイミングです。近年では、礼服だけでなく、おしゃれなスーツ姿で出席するお母さんも多くなりました。お子さまの入学や卒業のための大切な儀式ではあるものの、服装は多様化していると言えます。
そんな中、着物にも注目が集まっています。上述もしたように、着物をインターネットで簡単にレンタルできるようになった背景もあり、あらためて日本の伝統的な着物姿で子どもの門出を祝おうと考えるお母さんが増えてきたのかもしれません。
入学式・卒業式の場合、訪問着や紋付きの付下げ・色無地が着物の格式としてぴったりです。あくまでお子さまが主役のため、春らしい華やかさを持ちつつ落ち着きのある柄や色の着物を選びましょう。小物などもシンプルに整えれば、お祝いの日にぴったりの装いになるでしょう。
格式の高い場に行くとき
お祝いや、門出など、人生の節目に限らず、着物を着るタイミングは数多くあります。ここでは着物を着るのにおすすめのタイミングとして、格式の高い場所に行く場合を紹介します。
観劇
歌舞伎、能、落語をはじめ舞台やミュージカルなどを見に行く際にも着物はおすすめです。特に古典芸能の観劇に伝統的な着物姿で行くのは粋とも言え、舞台の雰囲気ともマッチするでしょう。演目にちなんだ柄を選べば、上級者の着こなしに。観劇の場合着物の格式を気にする必要はないため、訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋、さらに普段着となる小紋や紬も選択肢になります。
フォーマルな会食
ホテルや料亭などで行われるフォーマルな会食も、着物を着るのにぴったりのタイミングです。会食の場合、雰囲気に合わせて着物の格式を合わせるのがポイントです。ドレスコードが指定されているなら、それに従いましょう。
結婚前の顔合わせなど、フォーマル度の高い会食なら振袖や訪問着が選択肢になります。もう少しカジュアルな場面では、付下げや色無地、江戸小紋もよいでしょう。
歴史的な場所へ行くとき
着物を着るタイミングはお出掛けの際にもあります。お子さまのイベントから、旅行や観光など、「せっかくなら」という場面で着物を楽しむのもおすすめです。
お寺や神社へのお参り
お寺や神社のお参りにも、着物を着用するのはおすすめです。初詣に着物で出掛ければ、よりあらたまった心持ちで一年を始められるかもしれません。夏越しのお参りに浴衣で行くのも趣があります。
お子さまの初宮参りや七五三などのお祝いも、着物を着る良いタイミングです。こうしたイベントはセミフォーマルなスタイルが望まれるため訪問着がおすすめですが、お子さまが主役のため、付下げや色無地で控えめにコーディネートするのもよいでしょう。
観光
近年増えてきているのが、観光地を着物で巡るスタイルです。京都や奈良、東京、鎌倉など歴史ある町並みを残す観光地を着物で巡れば、時代を超えたノスタルジックな雰囲気を味わえるかもしれません。
観光で着る着物は、普段着として着られる小紋がよく選ばれます。モダン柄やレトロ柄など、今風のデザインで着物のおしゃれを楽しんでみてください。
季節を感じるイベントのとき
季節を感じるイベントに着物を着ていくのもおすすめです。そもそも着物は、季節に合わせて衣替えをしたり柄を選んだりしておしゃれを楽しんできました。その季節にしか着られない着物でお出掛けすれば、より一層四季の移り変わりを楽しめるでしょう。
お花見
お花見は着物で出掛けたい、季節を感じるイベントの代表です。桜をはじめとした季節に合った柄の着物を選べば、和服らしいセンスの良いコーディネートが楽しめます。
お花見と言えば、春の桜だけに限りません。菖蒲や紫陽花、菊、紅葉など季節を感じる花や木はたくさんあります。ゆったりとした心持ちで季節を楽しむときに、着物を着るのはとても良いタイミングでしょう。
花火大会
花火大会をはじめ、夏のイベントは浴衣を着る良いタイミングです。浴衣は自分で洗えるものも多いため、汗をかきやすい季節でも着物のように気負わず着用できます。浴衣なら価格も手頃なため、洋服を購入する感覚で買いやすいのもポイントです。おしゃれな小物と合わせて、自分だけのコーディネートを楽しみましょう。
まとめ
着物を着てみたいと考えていても、どのようなタイミングで着ればいいかわからない方は多いはずです。結婚式や入学式・卒業式など大きなイベンドだけでなく、ちょっとした観光やお出掛けでも着物を着用できるタイミングはたくさんあります。一からあつらえるとなると大変ですが、近年ではインターネットで簡単に着物をレンタルできるため、そうしたサービスを利用すればより手軽に着物を楽しめるでしょう。
「e-きものレンタル」は留袖や振袖をはじめ、幅広く着用できる訪問着や付下げなどを手軽にレンタルできるサービスを提供しています。3泊4日でレンタルでき、必要なものが全てセットになっているため、小物など自分で用意するものはありません。使用後はクリーニングの必要もなく返送するだけです。
大切なイベントを控えている、ちょっと着物でお出掛けしたいなど、着物の着用を考えているならぜひ「e-きものレンタル」を利用してみてください。
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